呼吸と自己治癒力。

ヨガの世界では人は心・身体・魂で構成されそしてそれは呼吸・動作・意識を支配しています。

 

そして科学的にも人間の心は「心の3原色」と言われる3つの神経伝達物質で構成されていると言われています。

 

3つの神経伝達物質とはドーパミン・ノルアドレナリン・セロトニンのことです。

 

ドーパミンは快感、ノルアドレナリンは怒り・悲しみに作用します。

 

しかしドーパミン、ノルアドレナリンどちらも行き過ぎてしまうと薬物依存やパニック障害などを引き起こす事が知られています。


そこでこの2つの神経伝達物質のバランスを取るのがセロトニンなのです。

 

このセロトニンは呼吸を繰り返していく「反復するリズム運動」で活性化させられる事が証明されています。

 

しかしこれはただ呼吸を行なうのではなく、自ら意識した呼吸を行う事が大切なのです。

 

息という字は「自」己の「心」です。息を整える事は自分の心の平常に繋がります。

 

そして「平常心」は自分の中にある痛みや外からの情報による恐れを緩和し自己の治癒力を活性化します。

 

そして自己治癒力が活性化されれば、原因の特定されない痛腰むずむず脚症候群などの辛い慢性病の緩和にも繋がります。