とにかく腰が痛い

『いてて~』ちょっとした動作で腰を痛めその場から動けなくなったり、次の日に布団から起きられなかった経験がある方は多いと思います。

 

腰痛で病院に駆け込む人の数は年々増えています。

 

各医療機関や我々のような民間療法を頼っていくと。

年だから仕方ない

骨盤が歪んでいるから

姿勢が悪い

太っている

運動不足

二足歩行の宿命

 

レントゲンであからさまな診断結果が出ない慢性的な腰痛に対しては、大体はこう言われるケースが殆どです。

 

しかし年のせいと思われている腰痛は30代~40代が一番多く、年齢を重ねていくと次第に減っていく事をご存知でしょうか?

 

二足歩行の宿命?それもあるかもしれません、しかし進化の過程で人間の腰は自身の体重の4倍の重さに耐えられるほど丈夫になっています。

 

骨格の歪みも原因としてはあるでしょうが、歪んでいても痛みが出ない方も沢山います。

 

このように腰痛は絶対にこれといった原因というのが特定しにくい症状なのです。

安静は間違い?

ぎっくり腰などの腰痛でつらい時とにかく安静にしてしまいがちですが、安静にしていた人よりも痛みが耐えられる範囲で日常生活を続けていた人の方が回復が早くなり慢性化もしにくいというデータがあります。

 

身体には負荷が大切。

 

以前NHKスペシャルで放送していたタンザニアに住むハザ族という狩猟民族には腰痛がありません。

 

彼らは毎日何十キロも走り獲物を仕留め、更にはその獲物を担ぎ自分の足で歩いて運びます。

 

そうして身体に負荷を与え続ける事で強い身体を作っていくのです、近年足を骨折した場合もなるべく早く歩くように指導するようになっています。

 

骨も負荷をかける事で強くなるのです、勿論一般的に脆いと思われている腰も同じです。

 

人の身体は思っている以上に強く作られています。